金本 知憲 選手

金本 知憲 選手 (元阪神タイガース)2013

細かな気候の変化、気温差にも対応できる部分が嬉しい。

金本 知憲

ONYONEとの出会いは広島市内にある「S.T.I白石鍼灸治療院」白石宏先生の紹介でした。「いい素材のものがある」という話から、興味を持って電話させていただいたのが最初でした。第一印象がよかったです。「このアンダー、サウナに入っても大丈夫らしいですね」と切り出したぐらいです(笑)。阪神に移籍して3年目の2005年でした。翌年から毎年契約させていただいて、早くも7年を越える付き合いになります。

使用を始めてから、夏場にアンダーシャツを着替える機会が減少しました。汗で肌にくっついたり離れたりすることがないのが素晴らしい。細かな気候の変化、気温差にも対応できる部分が嬉しい限りです。夏場はメッシュのアイテムを併用しながら乗り越えてきました。冬場では生地が薄くても温かかったです。

特にこだわったのはネックの高さと生地の厚さです。時には「ネックを4ミリほど低くしてほしい」など、ミリ単位で細かく注文させてもらいました。ネックが高いと暑く感じてしまうし、低いとバッティングの時にネックレスが絡んだりします。もちろん、フィット感も重要です。そんな細かな点を改良しては試着して、ということを繰り返し、自分の身体に馴染むサイズのウェアを時間をかけて作ってもらいました。最終的に現在の形になったのは、スタートしてから2年後くらいだったと記憶しています。

最初はいろんなことがありました。自分の思っていたイメージに仕上がらない、素材の質感が違う、洗濯の縮みでサイズが微妙にズレるなんてこともありました。

それでもやはり汗をかいたときにベタつかない機能性は良かったので、長い目で(笑)お付き合いさせてもらっています。

引退した2012年までは、アンダーシャツやトレーニングウェアとして使用しましたが、引退したこれからも普段着として着用していきます。引退後はスーツでの活動が増えるため、Yシャツの下に着るVネックのアンダーウェアを別注で作ってもらっています。ジャージなんかもそうなのですが、特別な染め方で作ったウェアを着ています。肌にさらっとして、しなやかな感触が気に入っています。

最近は、着用してくれる野球選手も少しずつ増えてきていると聞いています。「初めはな~(笑)」と振り返りたくなる思いですが、徐々に浸透していく姿は素直にうれしく思っています。デザインは割りとシンプルなものが多いので、これからは若い選手が飛びつくようなものも期待しています(笑)

DP STAFF 特別インタビュー ONYONE BASEBALL GEAR DEVELOPMENT STAFF

ONYONE DP STAFFのインタビューを再編しました。第一線で活躍するプレーヤーよりいただきました貴重なご意見をご紹介します。